【体験レポ】海外コミックとロシア愛の詰まった「書肆喫茶 mori」

先日大阪へ行く機会があったので、以前から気になっていた「書肆喫茶 mori」さんにお邪魔してきました。

最近はお茶や食事を頂きながら本を読める、所謂ブックカフェが多くなってきましたが、こちらのお店は海外コミックをゆっくりと読むことのできる日本では珍しいお店です。

隠れ家のようなお店の中で珍しい本に囲まれながら、ゆっくりと過ごす贅沢な時間・・・。

控え目に言っても最高だったので、今回はその体験レポートをお伝えしたいと思います!

アメコミだけじゃない!世界中から集めた海外コミックを多数陳列

まずは店内の様子をご覧ください。

書肆mori店内
壁一面の本棚に見渡す限りの本、本、本!!!!
書肆mori店内
勿論、DCやMARVELの本もあります。

もともとあった古民家を改装した店内は、天井の梁など歴史を感じ趣があります。

まだオープンしたばかりのお店なので、すごく綺麗でした。

こちらのお店はDCやMARVELも勿論置いてありますが、それ以上に力を入れておられるのがバンド・デシネ(※)の収集です。

※バンド・デシネ・・・「bande dessinée」。ベルギーやフランスなどヨーロッパを中心とした海外コミックスの総称。日本のMANGAやアメリカン・コミックスと並び、世界中で制作され注目を集めている。

写真を見て頂けば分かるように、物凄い数の海外コミックが並んでいます!

大きい本屋でもなかなかここまでの品ぞろえは無いのではないでしょうか?

もちろんどれも自由に読むことができるので、最初はどれから読もうか目移りしてしまいます。

ちなみにバットマンシリーズは「バットマン:ホワイトナイト」や「バットマン:ヨーロッパ」、「バットマン:チャーミング」などが置いてありました。

Nico
Nico

どれも間違いのないチョイス!!

ちなみに1階はテーブル席とカウンター席ですが、2階には靴を脱いで上る座敷形式の空間があります。

書肆mori店内
大きい窓から柔らかい光が差し込んで、とても落ち着く雰囲気です。
書肆mori店内
畳の上でゴロゴロしながら海外コミックを読みたい・・・。

ここで友達の家に来たような感じで寛ぎながら、じっくりコミック談義に花を咲かせるのも良いかも・・・。

私たちが行った時はここで小説学校の生徒さんたちが品評会のようなものをされていました。

また定期的にイベントなども開催されており、海外コミック好きが集まって語り合う会などもあるようです。

本を読みながら珍しいロシア料理やデザートを堪能

通常ブックカフェでは簡単な軽食やケーキ、ドリンクを頂きながら本を読むことができますが、この「書肆喫茶 mori」さんはなんと、全てのメニューがロシア料理というちょっと珍しいお店です。

どうしてロシアなのかというと、もともと店長さんがロシアのクラシック音楽の大ファンで自身も小説を書いておられたという生粋のロシア好き!

あまり大阪にはロシア料理を出すお店がないため、せっかくなら海外コミックと共にロシア料理を楽しんで貰いたいと思い、なんと全て手作りで軽食やデザートを出しておられます。

私はお昼を食べてから行ったのでデザートとドリンクを頂きましたが、どれも凄く美味しい!

丁度その日はオープン3か月記念という事で特別なデザートドリンクを出しておられ、ケーキは定番メニューの他に日替わりのものもありました。

書肆mori店内
ロシアの珍しいデザートドリンク、「キセーリ」
書肆mori店内
食器もどれも凄く可愛いくて、店長さんのこだわりが感じられます。

「書肆喫茶 mori」の場所と行き方

場所は谷町線の谷町六丁目という駅で降りて、徒歩10分くらいです。

梅田駅からの乗り換えだと、だいたいお店に着くまで20分くらいですね。

2番出口から出るのが一番近いと思います。

上にも書いたように、定期的に「語る会」などのイベントを開催されているので、そういったものに参加するのも楽しみの一つだと思います。

開催イベントやその日だけの特別メニューなどはホームページでお知らせされていますので、行く前にチェックしておくと良いでしょう。

ちなみに支払いは現金のみ使用できますのでご注意を・・・。

体験レポート まとめ

珍しい本の数々、美味しいお食事、綺麗な店内と、言う事なしのブックカフェでした!

ただあえて難点を言うとすれば、場所がちょっと行きにくい事でしょうか。

お店は駅から少し歩いた民家が立ち並ぶ一角にあるのですが、私は一度通り過ぎて商店街まで行ってしまい慌てて引き返しました。

公園に面した大きい通りから細い脇道に入らねばならず、お店も表から見えにくい位置にあるので最初気が付きませんでした。

通りに看板などが出ていないため分かりにくいと思いますが、それが逆に「隠れ家」といった感じの特別感を与えてくれます

と言うのも、谷町六丁目では新しくオシャレなショップが密かにいくつもオープンしており、そのどれもが「ここにしかない」個性的なお店で若者の間で近年注目され始めています。

私もぶらっと周りを歩いてみましたが、ご飯やさん、眼鏡屋さん、セレクトショップなどなど、個性的でこだわりの感じられる若いお店がたくさんできていました。

歴史あるレトロな街並みに少しずつ新しいお店が溶け込んでおり、散歩しながらお気に入りのお店を見つけていくようなワクワク感があります。

この「書肆喫茶 mori」さんもその中の一つです。

外界から隔離されたようなお店の中で普段読めないような海外コミックにどっぷり浸かる体験は、他ではなかなか出来ないでしょう、

店内に置いてあるのはどれも店長さん選りすぐりのタイトルなので、まず外れなしです!

「何から読んだら良いかわからない」という場合には、「こんな感じのが読んでみたい」と店長さんに聞けばジャンル毎におススメを教えてくれます。

バットマンやデッドプールなどメジャーなタイトルも置いてありましたが、私はせっかくなので以前から気になっていたバンド・デシネとマイク・ミニューラの本を読ませて頂きました。

書肆mori店内
フランス人カップルが妖怪を求めて新潟を旅する幻想的な作品です。
書肆mori店内
「ヘル・ボーイ」でお馴染み、巨匠マイク・ミニョーラの怪奇作!

私は友人と行ったのですが2人とも夢中になって読み耽ってしまい、3~4時間くらいあっという間に過ぎてしまいました。

ですがとても一日で読み切れる量ではないので、是非また行きたいと思います!

店長さんもとても良い方で、海外コミックについていろいろお話を聞かせていただきました。

こういった珍しいコンセプトのお店を切り盛りされるのはとても大変だと思いますが、このお店を切欠に海外作品がどんどん日本でも周知されていくと良いですね!

普段読めないような海外コミックを読んでみたいという方は、大阪に行く際に是非足を運んでみることをおススメします!

 

「書肆喫茶 mori」さんが雑誌「BRUTUS」に特集されています!

本屋好きには嬉しい企画ですね!